見た目だけで選ばないで!住宅購入前に知っておきたい「ホームインスペクション」の大切さ

住まいにも“健康診断”があるってご存知ですか?

皆さん、一度は健康診断を受けたことがあると思います。

住宅の健康診断にあたるものが「既存住宅状況調査(インスペクション)」です。

「既存住宅状況調査」とは?

「既存住宅状況調査(インスペクション)」とは、建物の基礎・屋根・外壁・室内・設備などに不具合や劣化がないか、専門の建築士等が目視を中心に丁寧に調査していきます。

一見きれいな住宅でも、

  • 雨漏り
  • シロアリの被害
  • 床下の劣化
  • 壁内部の腐食

など、住んでみないとわからないようなリスクが潜んでいることがあります。

特に中古住宅の場合、購入後に多額の修繕費が発生するリスクを防ぐためにも、購入前のインスペクションが重要です。

なぜ購入前にインスペクションが必要なの?

「リフォーム済み」「リノベーション済み」と書かれている中古物件。
見た目は綺麗で魅力的ですが、実際には内部の構造や下地が見落とされたままのケースもあります。

不動産業者は「売る」ことのプロ。
でも、住まいとして“本当に安心できるか”を見極める目線とは違います

ホームインスペクションは、売主や仲介業者とは利害関係のない第三者である建築士が中立的に行う診断なので、信頼性が高く、価格交渉やリフォーム計画の判断材料にもなります

女性建築士としての視点で診る「暮らしの安全性」

私は一級建築士としてこれまで多くの住宅設計や調査に携わってきました。
同時に、子育て・介護といった生活のリアルも経験してきた、いわば「生活者目線」も持つ建築士です。

だからこそ、

  • 湿気がこもりやすい場所
  • 動線の使いづらさ
  • 高齢者やお子さんにとって危険な箇所

など、単なる「構造のチェック」にとどまらず、実際の暮らしを見据えた診断を行うことができます。

後悔のない住まい選びのために

住宅は、単なる「モノ」ではなく「人生の器」です。
だからこそ、買う前に“その器が健やかかどうか”を確認することは、将来の安心に直結します。

調査結果を元に、購入を見送ることもあるかもしれません。
でもそれは、「知らずに高い修繕費を抱える」より、ずっと健全な判断です。

インスペクションで、安心という“保証”を

人生の大きな買い物である「住宅購入」。
その判断材料として、ホームインスペクションはこれからの“新しい常識”です。

見た目ではわからない構造や劣化の状態を、経験豊富な建築士が診断することで、安心して納得のいく住まい選びができます。

将来の不安を、今の安心に変えるために。
住宅を選ぶ前に、ぜひホームインスペクションをご検討ください。

実際の声|購入前に診断を受けて安心できたTさんの体験

中古の木造戸建てを購入されたTさんからは、こんなお声をいただきました。

「素人では目に見えない部分にいろいろな不安がありましたが、現状や今後のメンテナンスについて、細やかに、そして分かりやすく説明してくださり、とても安心できました。
友人にも、新築でも中古でも家を買うときはインスペクションを勧めたいと思っています。」

住宅購入は期待と不安が入り混じるもの。
そんな中で、専門家による冷静かつ丁寧な診断が、安心材料となり、背中を押す力になることがよくわかるご感想です。